SUGARCANE KAPOK JACKET(WOMEN)
BLESSINGS OF PLANTS
ダウンに代わる中綿“カポック”
カポックは東南アジアに自生する植物。
この実を割るとふわっと広がるのがカポック中綿となる繊維です。この繊維は中空構造のため、コットンの1/8の軽さを実現します。さらに寒い時には、この繊維の構造が空気の層を作り、暖かさを保ちます。
しかし、この夢のような繊維はその圧倒的な軽さと繊維の短さのためにこれまで加工が困難でした。それを中綿として利用しやすいシートに加工したのがエシカルダウンカポック™です。
SUGARCANE KAPOK JACKETには、カポックノットが開発したカポックとリサイクルポリエステルとの交織シートであるエシカルダウンカポック™を中綿として使用しました。5mmのシートでダウンの暖かさ(※カポックノットより)を実現するこのシートを2枚重ねて贅沢に使っています。
SUGARCANE生地で着心地を約束
表地にはHERENESSで人気のSUGARCANE PANTSと同じサトウキビ由来のポリエステルを用いました。
適度なストレッチ性とさらりとした肌触りは、カポックとの相性もぴったりです。とても薄い生地ですが、カポックの中綿がしっかり保温してくれるため、その暖かさはじゅうぶんすぎるほど。
中綿の軽さと相まって、見た目からは想像できない軽量な着心地を実現しました。撥水性も備えているので汚れにくく、ちょっとした雨でも安心です。
サステナビリティの取り組み
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植物由来の中綿
一般的なダウンジャケットには約30~70羽の水鳥の羽が使われています。
これを植物由来のカポックに置き換えることで、羽毛の使用を控えることができます。また、カポックは栽培の過程で二酸化炭素を吸収するため、CO2の削減にも貢献します。 -
木の実由来だから 木材伐採の必要がない
カポックの綿は実の部分から採取します。ですからカポックの木そのものを伐採する必要がなく、一本の樹木から繰り返し収穫が可能です。
カポックの需要が増えれば、実の生産を行う東南アジアでの雇用創出が生まれ、緑化につながります。こうして森林保全のサイクルが生まれ、CO2の削減にも大きく貢献できるのです。