心は熱く、体はクールに

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• 真夏のポイント練習や秋口のレースでは、いかにオーバーヒートを防ぐかが練習の質やレースの結果を左右します。
  クラシック・レース・シングレットはまず、体の露出面を広くするパターンによって体温調整を図ります。そしてコットンの５倍の吸水速乾性を備えたポリエステルが、汗を素早く吸い上げ、蒸発する際の気化熱によって体温を下げる働きをします。
  心が熱くたかぶったとしても、体はクールに保ってくれますよ。

クラシックデザインを最新のテクノロジーで

レーシングウェアを縁取るクラシックなパイピングは、過去の数々の名レースのイメージを想起します。クラシック・レース・シングレットは、そうしたレースの物語にオマージュを捧げるつもりでデザインを施しました。
ただし、素材のテクノロジーは最新のものです。吸水速乾性、劣化の早いスパンデックスを使わずに生み出すストレッチ性、再生由来と植物性由来素材によるサステナビリティを実現しています。

• スパンデックスはもういらない

  スポーツウェアの歴史はスパンデックス（ポリウレタン）と共にあったといっても過言ではないでしょう。その圧倒的な伸縮性と軽さでスポーツウェアに革命をもたらし、現在の機能性ウェアのほとんどに混紡されています。しかし、重化学製品であるスパンデックスは環境負荷が高く、尚且つ劣化が早く2、3年で寿命が尽きてしまうのです。

• 50%リサイクル＋18%植物由来

  クラシック・レース・シングレットに使用する糸は、50%リサイクル、18%植物由来のポリマーを複合して作られています。
  物性の違う２種類のポリマー（高分子化合物）を組み合わせることでクリンプ（繊維の縮れ）が生まれ、スパンデックスを用いなくても自然な伸縮性が生まれるのです。環境負荷を減らしながらストレッチ性能も得られる、一挙両得の糸なのです。